【ポケモン剣盾S21】皇帝黒バドレックスwith愉快なトンボルチェン【最終2001-401位】
こんにちは、しばのりと申します。
ポケモン剣盾のランクマッチシーズン21お疲れ様でした。
禁伝1体アリとダイマックス禁止というルールが適応されて初めての環境でしたが、目標であるレート2000を達成したので構築記事を残すことにします。
ぜひ参考にしていただければと思います。
【構築経緯】
環境にザシアンが流行ると思い、ザシアンを上からシバき倒せ、自分がかつてメガゲンガーを愛用していたこともあり、高速特殊ゴーストアタッカーとして共通点がある黒バドレックスを軸にした。
次に黒バドレックスが異常なまでに悪タイプを呼ぶので悪に強い水ウーラオスの採用。(途中まで悪ウーラオスを使っていたが、読まれまくったことと、相手の悪ウーラオスが辛かったので水に変更した。)
次に水ウーラオスと相性補完に優れ、特性の威嚇や地面電気無効、ステロ巻きや蜻蛉返りの対面操作など、あまりにも優秀すぎる性能を持ったランドロスを採用し、この3体をメインに動かすこととした。
次に黒バドレックスが完全に不利をとる禁伝のイベルタル用にカプ・コケコを採用。
ここまででゼルネアスにジオコントロールを積まれたら終了するため、気合い玉を等倍で受けることができ、先制技のバレットパンチの火力が桁違いなハッサムの採用。
最後に黒バドレックスミラーやこちらの黒バドレックスがメタモンにコピられた時のためのポリゴン2を採用し、構築完成となる。
【型紹介】
黒バドレックス(こだわりメガネ)
おくびょうCS252 余りB
技構成
アストラルビット・サイコキネシス・かふんだんご・トリック
本構築の軸であり核であり最強のエース。
特性によって相手を倒すと特攻が1段階上がり突破力が上昇するが、今回はサイクル戦の中で相手に大きなダメージを与えることを考えていたので、初撃から火力の出せるこだわりメガネで使用した。
メガネアストラルビットの火力は凄まじく、生半可な悪タイプでは受からない。しかし、バドレックス意識の高耐久悪タイプが環境に多かったため交換読みでかふんだんごを押すことが多かった。かふんだんごが抜群で入る悪タイプにはダメージレースでかなり有利になる事が多く、かふんだんごを入れて正解だった。ちなみに、ドレインキッスは火力低すぎてお話にならない。(ムーンフォースとは言わないからマジカルシャインくれ。)
サイコキネシスはHBポリ2が受け出し不可能な最強火力してるので採用。HDポリ2には受けられてしまうが、ワンチャン特防ダウン引ければ押し勝てるのでサイコキネシスで良かったと思う。
受けループにはトリックしたりもできるので、サイコショックの必要はないと感じた。
この黒バドレックスを通す上では有利対面こそかふんだんごを強気に押すことを意識した。
相手の黒バドレックス受けを受けが成立しないほどダメージ入れてしまえば勝ちとなることが多かったので、いかに勇気を出して交換読みをしていくかが勝利のカギであると思う。
ようきAS252 余りD
技構成
すいりゅうれんだ・インファイト・どくづき・とんぼ返り
黒バドレックスが苦手とする悪タイプを滅ぼす戦士。水格闘という優秀な技範囲と、こだわりスカーフによる制圧力やとんぼ返りによる対面操作が強力だった。
環境に悪ウーラオスが多く、悪ウーラオスに強いことと相手がこちらのウーラオスを悪だと思い込んで意表をつけたことなど、今シーズンは更に強く感じた。ウーラオスは悪も水も強いため、選出段階でどちらかわからないのはズルいなと思う。
どくづきは1度だけカプ・ブルルに刺さったが、それ以外では使わなかったので変えてもいいかも。
ランドロス(オボンのみ)
わんぱくHB252 余りA
技構成
じしん・がんせきふうじ・とんぼ返り・ステルスロック
多くは語ることのない普通のHBランドロス。特性の威嚇、地面電気無効、ステロ巻き、とんぼ返りによる対面操作などなどなんでもできる優秀ポケモン。
どんな構築にも入っていけると思うので、今シーズンの最終的な使用率ランキング堂々の1位。途中までなぜかゴリランダーに1位の座を抜かれていた。謎である。
環境に多いザシアンに強いのも良きだった。
持ち物はサイクルを回す上でランドロスが生きててほしい場面が多かったので擬似的にHPが多くなるオボンのみで使用。
相手に削りを入れることを優先するならゴツゴツメットもアリだと思う。
カプ・コケコ(ウイのみ)
おくびょうH252 D244 S12(最速イベルタル抜き)
技構成
黒バドレックスが圧倒的に不利をとるイベルタル専用に育成した自慢のカプ・コケコ。
イベルタルの物理技はイカサマやうっぷんばらし、ふいうちとカプ・コケコに対しては火力が低いため、特防に厚くした。
イベルタル対面でボルトチェンジやとんぼ返りを駆使し、サイクルに圧をかけていく。
持ち物は1/3回復実を採用し、イベルタルに対してはかなり多く後投げできる。カプ・コケコが削られきる頃にはこちらが相手を削りきってることが多く、このカプ・コケコを採用してからイベルタルパーティへの勝率は100%である。
環境中盤以降で増えたバルジーナにもタイプ上強いが、どくどくや叩き落とすなどが辛く、イベルタルよりもバルジーナの方強く感じるほどだった。一応羽休めを打たせないためにちょうはつ入れたが、どうせ交換されるのであまり刺さらなかったからくさむすびでもいいかも。
ハッサム(突撃チョッキ)
いじっぱりHA252 余りD
技構成
ゼルネアス用に採用した鋼枠。特攻特化ゼルネアスのC2段階上昇気合い玉を耐えるため突撃チョッキを持たせた。こだわりハチマキと迷ったが、どうせゼルネアスをワンパンできないので相手の攻撃を耐える必要があった。
とにかくバレットパンチの火力が凄まじく、とんぼ返りによる対面操作も可能なのでゼルネアスパーティだけでなく柔軟に選出していけるのも良かった。
ゴリランダー入りの構築もかなりあり、ゴリランダーにタイプ相性上有利なのも今環境では追い風になったと思う。
なまいきH244 B12 D252
技構成
黒バドレックスミラーやこちらの黒バドレックスがメタモンにコピられた時のためのHDポリゴン2。ゴーストの一貫を切りたかったのでノーマルタイプの高耐久ポケモンを探していたが、結局ポリゴン2しか見つからなかった。
最強ポケモンなので腐ることは無かったが、もし変更するならこのポケモンだと思う。
とりあえず雑に使っても強かったので感謝です。
技構成諸説あり。
【選出例】
ランドロス+ウーラオス+黒バドレックス
基本選出。黒バドレックスがメタられていることが多いため初手はランドロスやウーラオスで様子をみてとんぼ返りで相手を削りつつ黒バドレックスを着地させると安全に圧をかけていける。少しでも悪、ゴースト技が飛んできそうならなるべく引くことをオススメする。
コケコ+ランドロス+黒バドレックス
対イベルタルパーティの選出。コケコランドでサイクル回して黒バドで圧をかけていく。隙を見つけてステロまくと良き。
ハッサム+黒バドレックス+@
対ゼルネアスパーティの選出。初手ゼルネアスのパターンもあるので初手からハッサムや黒バドレックスでよいと思う。+@はランドロスかウーラオスが多かった。
黒バドレックス+ポリゴン2+@
黒バドレックスミラーやメタモン入りへの選出。
なるべく黒バドレックス対決はせずにポリゴン2交代を心掛けた。
【重いポケモン】
ムリ。メガネの超火力で悪タイプだろうと削りきるのがこの構築のコンセプトだが、バルジーナは高い耐久力に加えて回復技もあり、イカサマやはたきおとすで黒バドはワンパンされてしまうため辛すぎた。【悪・飛行】や【悪・炎】にはかふんだんごが抜群ではないので、ランドロスのステルスロックを絡めてダメージを与えていくが、今シーズンの全バルジーナが厚底ブーツをはいていたためステロダメージが入らなかった。なので、トリックでブーツを取り上げ、ステロをまいてサイクルを回すというクソ遠回りなやり方しかまともに勝てなかった。ちなみに、メガネアストラルビットでHDバルジーナが高乱数3発なので、バルジーナ側も回復しないと2回目の受けに不安が残る。なのでアストラルビットのPPが20くらいあれば勝てる。
こちらのポケモンがスカーフカイオーガに潮吹き打たれてるだけで半壊する。遭遇したらスカーフウーラオスで上から叩くか、カイオーガHPを少し削れば火力アップアイテムを持っていない雨下の根源の波動ならHDポリ2が受かるので、がんばる。
今シーズンは数が少なく感じたので助かったが、当たったらキツかった。
・不意に悪、ゴースト技を打ってくるやつ
やめてくれ、その技は俺に効く。
例:レシラム/カプ・レヒレ/白キュレム/ムゲンダイナ/ロトム/ランドロス/ヒードラン
こいつらから悪、ゴースト技が不意に飛んできたことがありました。
【おわりに】
禁伝アリ、ダイマ無しルール発表されたときはどうなるかと思いましたが、ちゃんと環境も回ってたし今ではかなりいいルールなのでは?と思っています。今後もがんばります!ここまで長いこと読んでくださってありがとうございました!
では~