【ポケモンSVS4】ミトムハッサム神サイクルwithガブリアス【最終272位-2043】
どうもしばのりと申します。
ポケモンSVランクマシーズン4にて、自分らしいサイクル構築が完成しましたので構築記事とさせて頂きます。
(構築作るのに2ヵ月かかってしまいました。。。)
【構築経緯】
パラドックスが解禁され、高速特殊アタッカーとしてハバタクカミが好みの性能であり、実際とても強いのでハバタクカミを軸に構築作成をスタート(エリアゼロ歩いてたら偶然色違いに遭遇し運命も感じたので)。
個人的にハバタクカミは対面性能よりもサイクルを回す中で高火力を押し付けていく動きが強いと考えていたので、ハバタクカミのアイテムを火力が出せるこだわりメガネとし、補完のポケモンをタイプ相性サイクルが出来るポケモン達でかためる構築作りを意識した。
なので、とんぼ返りやボルトチェンジで相手をハバタクカミの攻撃圏内まで削りながらハバタクカミに繋ぐことができるポケモンとして、ハッサムと水ロトムを採用。次に技をこだわってしまっているハバタクカミが相性不利なポケモンの起点になってしまう恐れがあるため、フェアリー技を半減に抑えてくる炎、鋼、毒タイプに有利が取れるじめんタイプかつ多くのポケモンの素早さ1段階上昇くらいは抜くことが出来るスカーフガブリアスを採用し、この4体で相手の構築に合わせてサイクル戦をしかける構築をベースとした。
ここまでで鋼タイプ+地面無効の並びがキツかったので鋼タイプを餌食に出来そうなチョッキテツノドクガを第2のエース特殊アタッカーとして採用。
最後は催眠対策兼受け対策も兼ね備えられ、普通の構築に出しても腐らない神ポケいないかなとずっと探しており、1番しっくりくるのが挑発ラムコノヨザルかなと思ったので採用し、構築完成となる。
【型紹介】
ハバタクカミ(フェアリーテラスタル)
こだわりメガネ
特性こだいかっせい
性格おくびょう
H196 C60 S252
H-D臆病ハバタクカミのメガネフェアリーテラスタルムーンフォース確定耐え
技構成
ムーンフォース・シャドーボール・マジカルフレイム・ほろびのうた
フェアリーとゴーストの技範囲はタイプ受けほぼ不可能に加え、高い素早さと特攻によって一貫を作ってしまえば攻撃ボタン連打するだけで勝てる展開も多かった。
特にフェアリーテラスタルのメガネムーンフォースの火力は凄まじく、半減でも確定2発が取れることも多いので技の拘りはあまり気にならなかった。
当然環境にハバタクカミが多すぎてミラーは意識しなければいけないのでメガネフェアリーテラスタルムーンフォースは耐えるくらいの耐久調整は必須かなと思っている。
技に関してはマジカルフレイムを別の技に変更しても良いかもしれないがほろびのうたは小癪なギミックやムラっけ連中に安定して勝てるのであって損はなかった。
構築のエースだし顔が可愛いので花よりも丁重に扱った。
特性テクニシャン
性格いじっぱり
H252 A196 B52 D4 S4
H-B攻撃特化いのちのたまセグレイブの地面テラスタルじしん+こおりのつぶて最高乱数以外耐え
A 余りでなるべく高く
DS余り
技構成
本構築の影の立役者。
基本的にとんぼ返りで相手を削りながら裏のエースに繋ぐクッションのような役目だが、バトル終盤でバレットパンチでスイーパーになれる点がめちゃ強かった。
そのため、ハッサムにはどんなにHPが少なくても終盤まで生き残れるように突然の炎テラスタルに対応できるようにきあいのタスキを持たせた(タスキ持たせたくせにかしこぶって耐久調整してしまった)。
実際に活きたバトルは割合的には1割くらいだと思うが、きあいのタスキのおかげで勝てたバトルも確かにあった(インファイトの耐久ダウンを気にしなくて良かったり)。
他のアイテムとしてゴツゴツメットや突撃チョッキも試したりしてそれらのアイテムも実際強かったが、炎テラスタルを読む力が無い自分はきあいのタスキが1番安心感があった。(ハバタクカミvsハッサム対面で交換読みのとんぼ返りをリスク無く押せるのは個人的にめっちゃ評価ポイント)
テラスタイプはどろぼうをタイプ一致にしてサーフゴーに抗うようにするために悪で採用したが、HBゴツメサーフゴーには勝てないのでなんでもいいかも。
因みにサイクル戦をする上でステルスロックを撒きたい場面が多く、ステロ持ちポケモンのクッション枠を永遠に探していたがしっくりくるポケモンがいなかった(シーズン3はそんな神ポケを探して1か月過ぎてしまった)。ハッサムがステルスロック覚えてくれればどんなに素晴らしかっただろうか。ヒスイ地方に帰ってバサギリに教わってこいや。
オボンのみ
特性ふゆう
性格ずぶとい
H252 B172 D54
H-B陽気セグレイブのきょけんとつげきオボンのみ込みで2耐え
D余り
技構成
昔からお世話になっているクッション水ロトム。
テラスタルは鋼にすることで地面無効の鋼タイプとなる。
カイリューやセグレイブなど主に物理ドラゴンに対して投げ、おにびやボルトチェンジでこちらに有利な盤面を作り出してくれる。
この構築では初手に投げることも多く、高火力特殊アタッカーと対面したときにワンパンされないように若干特防にも振っているが、防御特化でも良かったかもしれない。
個人的に命中不安技は好きではなくなるべく採用しないようにしているのだが、水ロトムなら外しても許せるくらい愛があるのでガンガン使っていた。
今シーズンは割と当ててくれていたと思う。
ありがとう。
特性さめはだ
性格ようき
A252 B4 S252
技構成
じしん・げきりん・テラバースト(炎)・がんせきふうじ
ハバタクカミのムーンフォースと相性がいい最強のじめんタイプ。
主にハバタクカミで相手のパーティを崩壊させた後のスイーパーとして採用したが基本スペック高すぎてガブリアスをエースとして通す展開を考えることも多くあった。
中盤多かったカバルドンとトドロクツキの並びでトドロクツキに龍舞を許しても上を取れるように最速のこだわりスカーフで採用。前シーズンの構築記事で多かったトドロクツキは最速コノヨザル抜きまで素早さを落としているものが多く、今シーズンもスカーフガブリアスが抜かれたことは無かった。
テラスタルはセグレイブのこおりのつぶてを半減に抑えられればなんでもいいと思っていたので鋼と迷ったが、鋼はハッサムと被るなと思って炎にした。炎にしたことでアーマーガアやミミズズに打点を持てたので結果的に良かった。
久々にスカーフガブリアス使ったが、やはり主人公、めちゃ強い。
テツノドクガ(草テラスタル)
特性クォークチャージ
性格おくびょう
H76 C180 S252
H-D臆病ハバタクカミのメガネシャドーボール2耐え
技構成
ジバコカイリューやサーフゴーカイリューみたいな鋼と地面無効コンビが拘ったハバタクカミとガブリアスでは相手するのがめんどくさい(というか常に読み勝たなければ勝てない)のでまとめて見れそうなエースとして採用した。
ガブリアス交代読みでラスターカノンを打ってくるジバコイルやサーフゴーへの後投げが安定するのでそこから炎の舞やアシッドボムで一貫を作れるのが強かった。
アシッドボム採用によって受けループにも抗えたり、どくタイプなのでどくびし展開も阻止できるのが環境に合っているなと感じた。
また、戦う中でイルカマン構築に対して水ロトムが過労死してしまうことが多かったのでテツノドクガもイルカマンの相手ができるように草テラスタルとした。
コノヨザル(飛行テラスタル)
ラムのみ
特性やるき
性格ようき
H44 A4 B28 D180 S252
H-B無振りヘイラッシャのウェーブタックル2耐え
H-D余り
Sミラー意識で最速
技構成
ふんどのこぶし・ドレインパンチ・ちょうはつ・ビルドアップ
催眠対策兼受け対策を兼ね備えてるような雰囲気がありそうなポケモンとして採用。
受けループ用に採用したので、メンタルハーブ持ちドヒドイデのどくどくを1回消せるラムのみを持たせたが、このコノヨザルを採用してから受けループに当たらなかったので机上の空論説はある。
ただ、普通に戦っても強いのでキノガッサ入りに選出したり、あくび展開をする構築には恐らく選出圧力もあったのかなと思う。
テラスタイプはヘイラッシャ等のじわれを無効にできる飛行としたが、ヘイラッシャに勝てるかは怪しい(たぶん勝てない。)
途中まで食べ残し毒テラスタルで受け構築を見ていたが中盤にヘイラッシャ入りの受け構築に地割れを連打させてしまったためこの型を採用したが、あれ以来見てない。なんだったのだろう。
【重いポケモン】
初手のステロコノヨザル
重いというか、確実に仕事されてしまう。
仕事させない方法はこちらもコノヨザルを選出して50%の素早さ勝負で勝って挑発を入れる事だが同速勝負の時点で確実性が無いしこちらの選出が歪む。
ステロ撒かれる前提で水ロトムのボルトチェンジからハバタクカミに繋いで処理したりもしたが、次はテラスタルの択が発生しとにかく安定しない。厄介。
【おわりに】
パラドックス環境が終わりましたが、理不尽すぎるポケモンもあまりいなかったような気がするし個人的にはとても良い環境だったのではと思います。心残りはブーストエナジーをうまく扱えなかったことくらいですが、サイクル戦をするうえでは難しかったと思うので仕方ないかと。
準伝説環境では目標をもっと上げて頑張りたいと思います!