【ポケモンSVS5】神と器と御札【最終189位-2035】
どうもしばのりと申します。
ポケモンSVランクマシーズン5で使用した構築について構築記事とさせて頂きます。
【構築コンセプト】
サイクルの中でエース(ハバタクカミ)の一貫を作る
【構築経緯】
パラドックス環境から準伝説ポケモン4体追加となった今シーズン。
準伝説ポケモン全てに悪タイプがあるため今シーズンもフェアリータイプ最強のハバタクカミが強いのではと思い、シーズン4でハバタクカミを軸とした構築を使っていたのでその構築のアレンジからスタートした。
(シーズン4の構築記事はこちら【ポケモンSVS4】ミトムハッサム神サイクルwithガブリアス【最終272位-2043】 - Shiba_Nori_0のブログ (hatenablog.com))
こだわりメガネハバタクカミを通すためのサイクル構築となるのだが、新たに追加された準伝説の中でハバタクカミにとって一番脅威になるのは素早さが同速でふいうち等の強力な先制技を覚えるパオジアンだと思い、後投げからでも五分の勝負ができるゴツメハッサムを採用。
ハッサムとタイプ相性補完に優れ、環境に多すぎるカイリューに雑に後投げができるオボンのみ水ロトムは続投。
ハバタクカミのムーンフォースが通らない相手をなぎ倒せるポケモンとしてスカーフガブリアスを採用していたが、サーフゴーカイリューやチオンジェンドクガなどの相性補完に優れた並びで苦戦することが多く、更にパラドックスポケモン達がブーストエナジーで素早さが上がることが多く、こだわりスカーフで素早さを上げたポケモンよりも耐久を確保した地面タイプが欲しかったため、ディンルーを採用した。
また、やはりハバタクカミもこだわりアイテムを所持しているため上記のサーフゴーカイリューやチオンジェンドクガの並びを崩すのがなかなか大変なのでそこら辺のサイクルを崩せそうなテツノドクガは続投。
最後に受け対策と並びの圧力的に最適なチオンジェンを採用し構築が完成となる。
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【型紹介】
ハバタクカミ(フェアリーテラスタル)
こだわりメガネ
特性こだいかっせい
性格おくびょう
H196 C60 S252
H-D臆病ハバタクカミのメガネフェアリーテラスタルムーンフォース確定耐え
技構成
ムーンフォース・シャドーボール・サイコショック・ほろびのうた
今シーズンも最強だった。
準伝説ポケモン達が悪の化身だったためムーンフォースの通りが良すぎた。
今シーズンのハバタクカミを受けてくるポケモンはジバコイル等の特殊耐久に厚い鋼ではなくテツノドクガが多い印象だったためサイコショックを採用した。
ほろびのうたに関しては活躍の場面は少なかったが、他に採用したい技が無いのとどんなヤバい状況も解決してくれる可能性があるので継続した。
今シーズンも最高に可愛い。
特性テクニシャン
性格わんぱく
H252 A100 B156
H-Bいじっぱりパオジアンのかみくだく等2耐え
A 余り(ゴツメダメ込みでとんぼがえりで耐久無振りパオジアン倒せる)
技構成
物理受け兼サイクル回せるゴツメ持ちハッサム。
主にパオジアンを意識して初手に投げたり、受け出したりした。
バレットパンチという先制技があるおかげで火力アップアイテム持ちのパオジアンに対しても相打ちくらいにはもっていけるのがとても強かった。
氷技半減なのでつららおとしを打たれにくいのも良い。
また、つばめがえしを採用したことにより格闘タイプにも打点を持てたのが強かった。
初手に来やすいコノヨザルやテツノブジン、一時期数を増やしたエルレイドにも簡単に勝てるのが最高だった。
悪技のどろぼうを採用してもサーフゴーには勝てないのでこの技構成で正解だったと思う。
テラスタイプはいざという時に炎技を半減にできる水にしたがなんでもいい。
オボンのみ
特性ふゆう
性格ずぶとい
H252 B180 D76
B 実数値11n
D余り
技構成
今シーズンも続投のクッション水ロトム。
テラスタルは鋼にすることで地面無効の鋼タイプとなる。
ハッサムとタイプ相性の補完が良く、現環境ではカイリューに後投げがしやすいのは素晴らしい。
もちろんカイリューだけでなくある程度の物理アタッカーに対してクッションの役割を果たしてくれるのでとても信頼が厚いが、技の命中不安だけが本当に不安。
でも好き。
ディンルー(フェアリーテラスタル)
バンジのみ
特性わざわいのうつわ
性格わんぱく
H196 B204 D108
H 16n-1
H-B 嘴カイリューのA+1飛行テラバースト2回で木の実発動くらい
D 余り
技構成
じしん・カタストロフィ・ステルスロック・ふきとばし
今シーズンより解禁のパルデアの準伝説の1体。
ありえないくらいの耐久力を誇っているので物理アタッカーに対する後投げが余裕をもってできる。もちろん特防も低くない。
ハバタクカミの相棒としてタイプ的にも悪くなく、素晴らしいクッション性能を発揮してくれた。
以前よりステルスロックを撒ける最適なクッションポケモンがほしいと思っていたのだが、コイツは最適解かもしれない。
持ち物はオボンのみを水ロトムに持たせているので混乱実を持たせたが、他の候補としては隠密マントとかもアリだと思う。
テラスタイプは弱点を変えれるフェアリーにした。
テツノドクガ(ゴーストテラスタル)
特性クォークチャージ
性格おくびょう
H76 C180 S252
H-D臆病ハバタクカミのメガネシャドーボール2耐え
技構成
技の打ち分けができる第2の高火力エース。
ほのおのまいの特攻アップやアシッドボムの特防ダウンでダメージを伸ばせるのが素晴らしい。
主に相手のドクガチオンジェンの並びやサーフゴー入りに選出することが多く、ドクガへの打点を確保するためにサイコキネシスを入れた。
ただ、環境に隠密マント持ちも多かったのでそのあたりを崩せる型にするとより強力だと思う。要考察枠である。
テラスタイプの方はエナジーボールを切ったことと、チオンジェンとタイプが被るので草テラスでなくてもいいなと思い色々試したが、最終的にはバトル終盤にカイリューの神速で倒されるのがかなりストレスだったのでゴーストテラスタルにした。他候補は水テラスとかかなと思う。
チオンジェン(水テラスタル)
たべのこし
特性わざわいのおふだ
性格ずぶとい
H132 B236 C4 D124 S12
H 16n+1
B 11n
S 無振りチオンジェン抜き抜きを意識
他余り
技構成
バークアウト・カタストロフィ・やどりぎのたね・みがわり
ディンルーと並ぶパルデア準伝説の1体
受け構築への対策として採用したが、構築のポケモンとのタイプ相性補完に優れているためどんな構築とも割と戦えるポケモンだった。
役割対象の受け構築に対してはみがわりを採用したことでチオンジェンをじわれで突破してこようとする不届き者なヘイラッシャなどはカモである。
テラスタイプは構築のタイプ相性補完や弱点を大きく減らせる点で水にした。
相手をするのが一番面倒なモロバレルに対しては、水テラスタルとバークアウトの特攻ダウンによってみがわりが残るようになるので割と有利に戦うことができる。
命中不安さえなければな、、、
【重いポケモン】
イーユイ
火力高すぎてタイプ相性無視してくる。リアルにタイプ相性をご存じでない。
【おわりに】
準伝説ポケモンは火力オバケと耐久オバケの4体。パラドックスとは全く違った性能を持っているが、あまりにも理不尽すぎるポケモンもいないと思うので個人的にはすごくいい環境だと思う。今後の環境の変化と新たな型の開拓が楽しみ。
余談だが、チオンジェンのようなスリップダメージメインで戦うポケモンを普段はあまり採用しないので気づかなかったが、このようなポケモンは基本的に上振れは少なく下振れが多い(技外しや被弾の多さによる急所や追加効果)のが悩みどころだと感じた。受けループは自分には向いてないなとなんとなく思った。
【ポケモンSVS4】ミトムハッサム神サイクルwithガブリアス【最終272位-2043】
どうもしばのりと申します。
ポケモンSVランクマシーズン4にて、自分らしいサイクル構築が完成しましたので構築記事とさせて頂きます。
(構築作るのに2ヵ月かかってしまいました。。。)
【構築経緯】
パラドックスが解禁され、高速特殊アタッカーとしてハバタクカミが好みの性能であり、実際とても強いのでハバタクカミを軸に構築作成をスタート(エリアゼロ歩いてたら偶然色違いに遭遇し運命も感じたので)。
個人的にハバタクカミは対面性能よりもサイクルを回す中で高火力を押し付けていく動きが強いと考えていたので、ハバタクカミのアイテムを火力が出せるこだわりメガネとし、補完のポケモンをタイプ相性サイクルが出来るポケモン達でかためる構築作りを意識した。
なので、とんぼ返りやボルトチェンジで相手をハバタクカミの攻撃圏内まで削りながらハバタクカミに繋ぐことができるポケモンとして、ハッサムと水ロトムを採用。次に技をこだわってしまっているハバタクカミが相性不利なポケモンの起点になってしまう恐れがあるため、フェアリー技を半減に抑えてくる炎、鋼、毒タイプに有利が取れるじめんタイプかつ多くのポケモンの素早さ1段階上昇くらいは抜くことが出来るスカーフガブリアスを採用し、この4体で相手の構築に合わせてサイクル戦をしかける構築をベースとした。
ここまでで鋼タイプ+地面無効の並びがキツかったので鋼タイプを餌食に出来そうなチョッキテツノドクガを第2のエース特殊アタッカーとして採用。
最後は催眠対策兼受け対策も兼ね備えられ、普通の構築に出しても腐らない神ポケいないかなとずっと探しており、1番しっくりくるのが挑発ラムコノヨザルかなと思ったので採用し、構築完成となる。
【型紹介】
ハバタクカミ(フェアリーテラスタル)
こだわりメガネ
特性こだいかっせい
性格おくびょう
H196 C60 S252
H-D臆病ハバタクカミのメガネフェアリーテラスタルムーンフォース確定耐え
技構成
ムーンフォース・シャドーボール・マジカルフレイム・ほろびのうた
フェアリーとゴーストの技範囲はタイプ受けほぼ不可能に加え、高い素早さと特攻によって一貫を作ってしまえば攻撃ボタン連打するだけで勝てる展開も多かった。
特にフェアリーテラスタルのメガネムーンフォースの火力は凄まじく、半減でも確定2発が取れることも多いので技の拘りはあまり気にならなかった。
当然環境にハバタクカミが多すぎてミラーは意識しなければいけないのでメガネフェアリーテラスタルムーンフォースは耐えるくらいの耐久調整は必須かなと思っている。
技に関してはマジカルフレイムを別の技に変更しても良いかもしれないがほろびのうたは小癪なギミックやムラっけ連中に安定して勝てるのであって損はなかった。
構築のエースだし顔が可愛いので花よりも丁重に扱った。
特性テクニシャン
性格いじっぱり
H252 A196 B52 D4 S4
H-B攻撃特化いのちのたまセグレイブの地面テラスタルじしん+こおりのつぶて最高乱数以外耐え
A 余りでなるべく高く
DS余り
技構成
本構築の影の立役者。
基本的にとんぼ返りで相手を削りながら裏のエースに繋ぐクッションのような役目だが、バトル終盤でバレットパンチでスイーパーになれる点がめちゃ強かった。
そのため、ハッサムにはどんなにHPが少なくても終盤まで生き残れるように突然の炎テラスタルに対応できるようにきあいのタスキを持たせた(タスキ持たせたくせにかしこぶって耐久調整してしまった)。
実際に活きたバトルは割合的には1割くらいだと思うが、きあいのタスキのおかげで勝てたバトルも確かにあった(インファイトの耐久ダウンを気にしなくて良かったり)。
他のアイテムとしてゴツゴツメットや突撃チョッキも試したりしてそれらのアイテムも実際強かったが、炎テラスタルを読む力が無い自分はきあいのタスキが1番安心感があった。(ハバタクカミvsハッサム対面で交換読みのとんぼ返りをリスク無く押せるのは個人的にめっちゃ評価ポイント)
テラスタイプはどろぼうをタイプ一致にしてサーフゴーに抗うようにするために悪で採用したが、HBゴツメサーフゴーには勝てないのでなんでもいいかも。
因みにサイクル戦をする上でステルスロックを撒きたい場面が多く、ステロ持ちポケモンのクッション枠を永遠に探していたがしっくりくるポケモンがいなかった(シーズン3はそんな神ポケを探して1か月過ぎてしまった)。ハッサムがステルスロック覚えてくれればどんなに素晴らしかっただろうか。ヒスイ地方に帰ってバサギリに教わってこいや。
オボンのみ
特性ふゆう
性格ずぶとい
H252 B172 D54
H-B陽気セグレイブのきょけんとつげきオボンのみ込みで2耐え
D余り
技構成
昔からお世話になっているクッション水ロトム。
テラスタルは鋼にすることで地面無効の鋼タイプとなる。
カイリューやセグレイブなど主に物理ドラゴンに対して投げ、おにびやボルトチェンジでこちらに有利な盤面を作り出してくれる。
この構築では初手に投げることも多く、高火力特殊アタッカーと対面したときにワンパンされないように若干特防にも振っているが、防御特化でも良かったかもしれない。
個人的に命中不安技は好きではなくなるべく採用しないようにしているのだが、水ロトムなら外しても許せるくらい愛があるのでガンガン使っていた。
今シーズンは割と当ててくれていたと思う。
ありがとう。
特性さめはだ
性格ようき
A252 B4 S252
技構成
じしん・げきりん・テラバースト(炎)・がんせきふうじ
ハバタクカミのムーンフォースと相性がいい最強のじめんタイプ。
主にハバタクカミで相手のパーティを崩壊させた後のスイーパーとして採用したが基本スペック高すぎてガブリアスをエースとして通す展開を考えることも多くあった。
中盤多かったカバルドンとトドロクツキの並びでトドロクツキに龍舞を許しても上を取れるように最速のこだわりスカーフで採用。前シーズンの構築記事で多かったトドロクツキは最速コノヨザル抜きまで素早さを落としているものが多く、今シーズンもスカーフガブリアスが抜かれたことは無かった。
テラスタルはセグレイブのこおりのつぶてを半減に抑えられればなんでもいいと思っていたので鋼と迷ったが、鋼はハッサムと被るなと思って炎にした。炎にしたことでアーマーガアやミミズズに打点を持てたので結果的に良かった。
久々にスカーフガブリアス使ったが、やはり主人公、めちゃ強い。
テツノドクガ(草テラスタル)
特性クォークチャージ
性格おくびょう
H76 C180 S252
H-D臆病ハバタクカミのメガネシャドーボール2耐え
技構成
ジバコカイリューやサーフゴーカイリューみたいな鋼と地面無効コンビが拘ったハバタクカミとガブリアスでは相手するのがめんどくさい(というか常に読み勝たなければ勝てない)のでまとめて見れそうなエースとして採用した。
ガブリアス交代読みでラスターカノンを打ってくるジバコイルやサーフゴーへの後投げが安定するのでそこから炎の舞やアシッドボムで一貫を作れるのが強かった。
アシッドボム採用によって受けループにも抗えたり、どくタイプなのでどくびし展開も阻止できるのが環境に合っているなと感じた。
また、戦う中でイルカマン構築に対して水ロトムが過労死してしまうことが多かったのでテツノドクガもイルカマンの相手ができるように草テラスタルとした。
コノヨザル(飛行テラスタル)
ラムのみ
特性やるき
性格ようき
H44 A4 B28 D180 S252
H-B無振りヘイラッシャのウェーブタックル2耐え
H-D余り
Sミラー意識で最速
技構成
ふんどのこぶし・ドレインパンチ・ちょうはつ・ビルドアップ
催眠対策兼受け対策を兼ね備えてるような雰囲気がありそうなポケモンとして採用。
受けループ用に採用したので、メンタルハーブ持ちドヒドイデのどくどくを1回消せるラムのみを持たせたが、このコノヨザルを採用してから受けループに当たらなかったので机上の空論説はある。
ただ、普通に戦っても強いのでキノガッサ入りに選出したり、あくび展開をする構築には恐らく選出圧力もあったのかなと思う。
テラスタイプはヘイラッシャ等のじわれを無効にできる飛行としたが、ヘイラッシャに勝てるかは怪しい(たぶん勝てない。)
途中まで食べ残し毒テラスタルで受け構築を見ていたが中盤にヘイラッシャ入りの受け構築に地割れを連打させてしまったためこの型を採用したが、あれ以来見てない。なんだったのだろう。
【重いポケモン】
初手のステロコノヨザル
重いというか、確実に仕事されてしまう。
仕事させない方法はこちらもコノヨザルを選出して50%の素早さ勝負で勝って挑発を入れる事だが同速勝負の時点で確実性が無いしこちらの選出が歪む。
ステロ撒かれる前提で水ロトムのボルトチェンジからハバタクカミに繋いで処理したりもしたが、次はテラスタルの択が発生しとにかく安定しない。厄介。
【おわりに】
パラドックス環境が終わりましたが、理不尽すぎるポケモンもあまりいなかったような気がするし個人的にはとても良い環境だったのではと思います。心残りはブーストエナジーをうまく扱えなかったことくらいですが、サイクル戦をするうえでは難しかったと思うので仕方ないかと。
準伝説環境では目標をもっと上げて頑張りたいと思います!
【ポケモンSVS2】夜に願うゲンガセグレブラッキー【最終331位-2086】
どうもしばのりと申します。
ポケモンSVシーズン2お疲れ様でした。
今シーズンはシーズン1で戦っていた構築を改良して対戦しておりました。
以前より完成度は上がったと思うので簡単に構築記事とさせていただきます。
一応レンタルパーティも公開中(ID 1J9384)で、最終日の対戦動画も記事内に載せてあります。
参考までにどうぞ。
↓シーズン1の構築記事はこちら
【ポケモンSVS1】1ポケ2倒ゲンガセグレジバコ【最終475位】 - Shiba_Nori_0のブログ (hatenablog.com)
【構築経緯】
ゲンガーを愛しているのでゲンガー軸を考えた。
シーズン1にて初手エース級ポケモンからゲンガーで1:2交換をする動きの構築を組み、とても強かったので今シーズンも同じコンセプトで環境に合わせて改良した。
エースポケモンは対面最強ポケモンのHAチョッキセグレイブの他、ふうせんデカヌチャンやミミズズ、氷テラスタルセグレイブにも強気に出られる炎テラスタルガブリアスを採用。
環境にカバルドンやガブリアスの地面タイプが増えた印象があったため、クッション兼第三の攻め要因となれるかなと思い鋼テラスタルウォッシュロトム採用。一応ヘイラッシャも見れる。
更に、クッションポケモンとして最高性能を誇るねがいごとまもるブラッキー、受け構築を破壊するためのサイコショック搭載サーフゴーで最終日戦っていた。
【型紹介】
ゲンガー(ゴーストテラスタル)
特性のろわれボディ
性格おくびょう
C252 B4 S252
技構成
安定の最強アンコみちづれゲンガー。
シーズン1でアンコールとみつづれの脅威がトレーナーに周知されてしまったので動きが読まれる場面も多かったが、一定数催眠術ゲンガーも存在したためまだまだ決まることも多かったように思う。
駆け引きや読み合いが好きな人にとっては読まれるのも楽しかったりするし、そもそも分かっていたとしても数的有利を取っていれば詰ませられることも多く強力だった。
今期もありがとう!
セグレイブ(じめんテラスタル)
突撃チョッキ
特性ねつこうかん
性格いじっぱり
H244 A252 S12
技構成
こちらも安定の対面性能最強ポケモン。
2シーズンに渡り戦っており読まれる場面も多かったが、種族値の暴力でゴリ押せることも多かった。
やはり特性によって火傷しないのと地面テラスタルで麻痺になりにくいのがgood。
セグレイブは色んなテラスタルの候補があると思うが、もう地面以外考えられない体になってしまったかもしれない。
パラドックス環境でも生きていけるのか注目。
オボンのみ
特性ふゆう
性格ひかえめ
HP252 C252 S4
技構成
元々こだわりメガネジバコイルで戦っていたが、環境にガブリアスやカバルドンなどの地面タイプ、地割れではなく地震採用のヘイラッシャが増えてきた印象のため、特性により地面無効の電気タイプであるロトムを採用。
中盤ではハチマキマスカーニャを試していたが、耐久に不安があるのとカイリュー環境でカイリューに起点にされてしまうことも多くロトムとなった。
持ち物はこだわりメガネと迷ったが、倒せる範囲があまり変わらない気がしたのと、ハイドロポンプでこだわることが心臓に悪い(命中不安)こと、そしてサイクル戦になった際に生存率を上げたい等の理由でオボンのみとした。
テラスタルは鋼にすることで、鋼に対する打点を地面技に任せているドラゴン達に強くなれると思ったが、フェアリーでも良かったかもしれない。
けれど採用して確実に勝率は上がった。
シュカのみ
特性さめはだ
性格ようき
A252 D4 S252
技構成
じしん・テラバースト(炎)・がんせきふうじ・ステルスロック
セグレイブで対面不利になってしまうポケモンに対して抗うために採用。
主にふうせんデカヌチャン、ミミズズ、セグレイブなどである。
上記のポケモンがいる際はセグレイブではなくガブリアスを選出していた。
持ち物はシュカのみ(効果抜群の地面技半減)で、炎テラスタルした際にじしんなどでワンパンされるのを防ぐために採用。
他にもいい持ち物があるかもしれないが、100戦くらい戦う中でこの持ち物のおかげで勝てた試合が3回あったので、個人的には良かったと思う。この数を多いとみるか少ないとみるかはあなた次第。
技に関してはメインウェポンとなるじしんと炎テラバースト、素早さ操作できる岩石封じと、サイクル展開で有利にゲームを進めるためにステルスロック採用。裏のブラッキーのあくびとも相性が良い。
ドラゴン技がなくなってしまったが、全ドラゴンタイプがドラゴンタイプで無くなる世界だったのであまり不便はなかった。
サーフゴー(ゴーストテラスタル)
おんみつマント
特性おうごんのからだ
性格ひかえめ
H244 B196 C60 D4 S4
技構成
受けループ専用サーフゴーになっていた。
わるだくみ積んで、特殊受けに対してサイコショックを打つだけ。
特に初手テラスタルキョジオーンの受けループには簡単に勝てた。
変化技が一切効かないチート特性なのもあって選出時の圧力もあるので構築にいて損はないポケモンだと思う。
努力値調整は防御に厚くすることでヘイラッシャのじしんとかにも割と強く出れるようにはしているつもりです。
たべのこし
特性せいしんりょく
性格ずぶとい
H180 B252 D76
技構成
イカサマ・まもる・あくび・ねがいごと
ゲンガーと相性のいいクッションポケモン。
実はシーズン中盤、フェアリーテラスタルが増えた影響で動きにくくなりニンフィアを採用していたが、やはり耐久が若干物足りなく感じるのとシーズン後半はフェアリーテラスタルも少なくなってきたと感じたのでブラッキーに戻した。
もともとはバークアウトやつきのひかりを採用していたが、まもるがほしい場面が多すぎたためまもる採用、それに伴い回復技もまもると相性抜群のねがいごとに変更。
困ったら投げとけばなんとかしてくれる、とても優秀なポケモンでした。
ねがいごとを採用したことにより味方の回復もできたり、まもるでTODもできたりと勝ち筋の幅を広げてくれたポケモンだと思う。
【重いポケモン】
鋼テラスタルされると地面技の効かない鋼タイプになってしまう。
本来のタイプ相性ではセグレイブが有利なのに突破が悩ましいポケモンだった。
ゲンガーやブラッキー、こちらのウォッシュロトムでなんやかんや誤魔化していた。
実はカバルドンを一撃で倒せるポケモンがいないため、ステロあくび展開を簡単に許してしまう。
ブラッキーのあくびを駆使したりしてカバルドンの居座りを許さずに対応していたが大変だった。
ロトムやサーフゴーを恐れて出てこないでほしい。
【おわりに】
ポケットモンスタースカーレットバイオレット環境シーズン2ということで、テラスタルにも慣れてきた人もいるかなと思います。
個人的にはテラスタル環境はしっかりと実力が反映されるルールだと思っているので今後も精進していきたいと思います。
シーズン3からはパラドックスポケモン解禁ということで、全く新しい環境がスタートしますが引き続き頑張ります!
【ポケモンSVS1】1ポケ2倒ゲンガセグレジバコ【最終475位】
こんにちは、しばのりと申します。
ポケモンスカーレットバイオレットのランクバトルシーズン1お疲れ様でした。
一応、3桁順位取れましたので参考までに簡単な構築記事とさせて頂きます。
【構築経緯】
ゲンガーが大好きなのでゲンガー軸を考えた。
どうなるかと思ったがダイマックスの無い環境ならやはりめちゃくちゃ強かった。
ゲンガーを初手に出して対面処理し、相手の2体目をみちづれで倒す動きは無難に強かったが、環境が進むとゲンガーが読まれ始めたため、初手に出すのをやめた。
そこから、初手に大暴れできるエース級のポケモンを出し、数的有利を得た後でゲンガーを出した方が勝率が高い事に気付き、高い攻撃力と耐久力、先制技まで備えたHAチョッキ地面セグレイブを採用した。
次に高火力のボルトチェンジやとんぼ返りで相手に負荷をかけつつゲンガーに繋げられるポケモンもほしいと考え、色々試した結果がんじょうメガネジバコイルにたどり着いた。
次に受けループが嫌いなのでしっかりと嫌がらせができるように弱いものイジメ毒サザンドラを採用。
そしてサザンドラと相性が良く、あくびやキノコのほうしなどを防げるサーフゴーを採用。
ここまでで困ったらとりあえず選出できるようなクッション性能の高いポケモンがいなかったため、ゲンガーと相性がよく、運に左右されることが少なく自分好みな性能のブラッキーを採用し、完成となる。
↓動画による解説はこちら
【型紹介】
ゲンガー(ゴーストテラスタル)
特性のろわれボディ
性格おくびょう
C252 B4 S252
技構成
相性最悪だったダイマックスという暗黒の時代が終わり蘇ったポケモン。
メガシンカも帰ってくれば完璧なのだが、メガなしでも強かった。
ゲンガーには有利対面は一方的に殴り勝ち、不利対面はみちづれによって相打ちにできる強さがある。
更に剣盾時代からアンコールを習得したことにより、下手な変化技はアンコールのエサとなるためみちづれが決まりやすい。
その為、相手のポケモンを1体も倒せないということが無いような、強力なポケモンだった。
因みに、最初はヘドロばくだんではなくフェアリーテラスタルのマジカルシャインを採用していたが、後述するセグレイブでテラスタルする展開が多く、タイプ一致のヘドロばくだんに変え、テラスタイプもいざという時シャドーボールの火力を上げれるようにゴーストにした。
ゲンガーと一緒に戦えて幸せでした。
セグレイブ(じめんテラスタル)
突撃チョッキ
特性ねつこうかん
性格いじっぱり
H244 A252 S12
技構成
対面性能最強ポケモンだと思う。
特性によって火傷しないのも最高。
主に初手に出し、セグレイブでテラスタルをする動きが多かった。
技範囲がじめん、こおり、ドラゴンというとんでもない広さになり、先制技もあるので多くの打ち合いで勝利を収め、後続のゲンガーが動きやすくしてくれた。
実質、耐性面でこおりタイプが消えたマンムー。強い。
セグレイブで初手の1体倒し、後続にこおりのつぶてで削りを入れて後続のゲンガーで倒し、ラスト1体をみちづれで倒す。
という流れを想定していたのだが、セグレイブで3タテな展開も沢山あった。
600属の中でも最強クラスのポケモンだと思う。
こだわりメガネ
特性がんじょう
性格ひかえめ
HP188 B4 C252 D4 S60(無振りラウドボーン、アーマーガア抜き)
技構成
ボルトチェンジ・10万ボルト・ラスターカノン・てっていこうせん
対面性能も高く、高火力かつサイクルも回せるポケモンを探していてたどり着いた。
元々ハッサムを採用していたが、不意にくる炎テラスタルで何もできず倒れる事が多かったため、特性がんじょうによって1回は仕事ができるジバコイルとなった。
実際、思い描いた通り技の火力は申し分ないし耐性も優秀だしボルトチェンジでサイクルも回せるしでかなり使いやすかった。
特に、特性のがんじょうは出落ちを防ぐために採用していたが、一撃技も防ぐ事が出来たのが大きかった。
交代際のじわれやハサミギロチンに怯えなくていいのは心に優しい。
ただ、素早さラインはもう少し上げても良かったかもしれない。
マリルリに上を取られることもあり、交代した際にアクアブレイク2発で落ちることもあった。
火力は落としたくないので素早さを上げる場合は耐久を下げる事になると思うが悩みどころ。
準速マリルリ抜きにしてもいいかもしれない。
オボンのみ
特性ふゆう
性格おくびょう
B4 C252 S252
技構成
あくのはどう・テラバースト(毒)・わるだくみ・ちょうはつ
受け対策の弱いものイジメサザンドラ。
サザンドラは弱いものイジメしてるときが1番いい顔してて好き。
基本的な受け要員のドオー、アーマーガア、ラッキー、ハピナス、ラウドボーン辺りはまとめて見れる。
一応フェアリーラウドボーン対策の毒テラスタルですが、後半あんまりいなかった気がするので毒にこだわらなくてもいいかも。
受け構築相手には100%選出してしっかりと仕事してくれたので負けた記憶が無い。
サーフゴー(ゴーストテラスタル)
おんみつマント
特性おうごんのからだ
性格ひかえめ
H244 B196 C60 D4 S4
技構成
シャドーボール・ゴールドラッシュ・自己再生・わるだくみ
変化技が一切効かないチート特性なので、キノガッサやモロバレル意識で採用。
一応サザンドラともタイプ相性が良い。
けれども信用していないのであんまり選出する気はなかった。
見せポケとしても優秀かなと思っていたが、めちゃくちゃモロバレル選出されるからサーフゴーって舐められてるのかも。
とは言え、キノコのほうしやうたうに後投げ安定するので選出した際は無難に強かった。
調整はよく分からなくなってしまったがHBベースです。
もっといい調整は絶対あると思うが思いつかなかった。。。
たべのこし
特性せいしんりょく
性格ずぶとい
H180 B252 D76
技構成
ゲンガーと相性のいいクッションポケモン。
あくびで対面操作したり、イカサマで物理アタッカーに強かったり、バークアウトで特殊アタッカーにも強かったりと、しっかり意識してないと実は詰んでしまうポケモン。
ゲンガーと組むのはもちろん、サザンドラが毒タイプになる前提なのでサザンドラとも相性が良い。
柔軟に組み込めるポケモンだと思う。
テラスタルがノーマルなのは、ポリゴン2やカビゴンのような性能になり得るポケモンを探したらノーマルブラッキーにたどり着いたから。
ただ、テラスタルをすることはあまり無かった。そのままで十分強い。
イーブイがもともとノーマルテラスタルなので育成がカンタンなのも良き。
【重いポケモン】
フェアリータイプのくせにゲンガーに対面で勝ってくる強いポケモン。
ジバコイルの電気技で葬るか、セグレイブとゲンガーでなんやかんや誤魔化すか、どちらにしてもこちらのポケモンがある程度削れてしまうのが辛い。
しかし、なぜかSV環境はじゃれつくの命中が50くらいしかないのでどんまいww
ドラゴンタイプは地面セグレイブで破壊していたのだが、特性ふゆうである鋼テラスタルサザンドラはセグレイブの攻撃を全て半減以下に抑えてくるので辛かった。
スカーフ以外であればゲンガーでみちづれするか、ブラッキーで誤魔化していた。
セグレイブ
自分も採用しているが、このポケモン強すぎる。
タスキ貫通のつららばりや先制技のこおりのつぶて。全てゲンガーが動きづらい。
セグレイブミラーも噛み合い次第でどっちが勝ってもおかしくない。安定しない。
なのでブラッキーで誤魔化していた。
【おわりに】
ポケットモンスタースカーレットバイオレット環境シーズン1ということで、初めてのテラスタル環境、みんな苦戦したと思います。
個人的には好きなゲンガーも活躍できるしダイマックスより楽しいルールだと思っているのですが、苦手な方もいるようでランクバトルから離脱しないように楽しさを伝えられたらいいなと思っています。
もっともっとポケモン界を盛り上げられるように頑張りたいと思いますので今後に期待していてください。
【ポケモン剣盾S29】罪サイクルネクロジガルデ【最終87位-1994】
こんにちは、しばのりと申します。
ポケモン剣盾ランクマッチシーズン29お疲れ様でした。
禁伝2体までOKという荒ぶる環境にて、初の最終100位以内を達成し、個人的にも非常に強力な構築が組めたと思ったので記事に残します。
ぜひ、参考にしていただければ幸いです。
↓動画での構築紹介はこちら
【構築経緯】
禁伝の中でも圧倒的な強さを誇り、環境に蔓延しているザシアンに強く出れないと話にならないと思い、禁伝の中でもザシアンに後投げができ、攻撃力・耐久力・積み技・回復技など全てにおいて高い性能を持つ日食ネクロズマを軸にした。
もう1体の禁伝は、かねてより自分がランクマをやる中で敵として当たったら嫌だなと思っていたジガルデを採用してみたところ、日食ネクロズマと相性補完もなかなかに良く、どんな状況でもワンチャンの勝ち筋が生まれる「へびにらみ」の虜となり、ジガルデと共に悪事を働くことに決めた。
次に、自分が状態異常を喰らうのは死ぬほど嫌いなので、ミストフィールドで僕らを守ってくれるカプ・レヒレを採用。日食ネクロズマとジガルデとのタイプ相性補完にも優れている。
次に、地面技の一環を切りたいなと思い浮いているポケモンを探した。ダイジェットアタッカーとしても戦ってほしかったので無難に最強のサンダーを採用。
次に、ランクマを戦っている中でカイオーガが辛すぎたため、カイオーガに後投げできるポケモンを探した。特性「ちょすい」や「かんそうはだ」、「よびみず」のポケモン達を試したが、全て絶対零度カイオーガに消されたので最後の手段としてヌケニンを採用した。
ここまでで黒バドレックスに全てを破壊されるメンツとなっているので黒バドに強いポケモンを探した。最初はバンギラスを採用したが、すなおこしと日食ネクロズマの回復技が相性悪すぎて別のポケモンを探したところ、ブラッキーにたどり着き、黒バドレックスやイベルタル、ワンチャンカイオーガも相手できるような変則的な型として使ったが意外としっくり来たので採用し、構築が完成となった。
【型紹介】
わんぱく
H244 A4 B116 D140 S4
H-B陽気ザシアンのインファ確定2耐え
H-D余りでなるべく高く
AS余り
技構成
本構築の要であり、ザシアンに後投げできる最強のポケモン。
日食ネクロズマは竜舞型の物理アタッカーや瞑想型の特殊アタッカーも存在するが、龍舞型は1積みでは素早さでザシアンや黒バドを抜けない点と環境に多いヌオーに止められると思ったため不採用。瞑想型は防御が上がらないためザシアンに強いか疑問だったので不採用となった。
特性のプリズムアーマー(効果抜群の技のダメージが3/4になる)と弱点保険の相性が良く、コスモパワーで耐久を上げると生半可な等倍程度の攻撃では突破されなくなり、弱点をつかれれば弱点保険により火力が上がるため相手を返り討ちにできる。
技も優秀で、メテオドライブは相手の特性を無視して攻撃できるし、アシストパワーはコスモパワーやじゃくてんほけんが発動すると火力が化ける。物理と特殊両刀にしているため、受けループにも強い。回復もできるし非の打ちどころがないと思う。
ただし、回復技であるあさのひざしは天気によって回復量が上下する(晴れで上がり、雨・砂嵐・霰で下がる)ので注意。日食ネクロズマが自己再生なんて手に入れた日には強すぎてランクマ環境が終わるからこれは仕方ない。
ダイマックスしてもしなくても強く、この日食ネクロズマでほぼ全てのポケモンを見れるといっても過言ではなかった。
とにかく多くの対戦で大活躍してくれた!ありがとう!
ジガルデ(たべのこし)
わんぱく
H220 B36 S252
実はこのジガルデは大昔に育成しました。
この記事を書く上で努力値配分を確認してまさかのHSベースに驚いています。
Hは地球投げ等で身代わりが残る調整。Sは準速。Bは余り。
技構成
サウザンアロー・へびにらみ・みがわり・りゅうのまい
努力値を確認してみてあらびっくり。HSベースの龍舞ジガルデ。
素早さの速いジガルデは想定外の人も多かったらしく、素早さを切って耐久に振っているポケモン達の上から行動できるのが意外と良かった。
自分が素早さ主義者であるため、どんどん素早さと火力を上げていける竜舞が大好き。
ジガルデといえばとぐろをまく型が多いイメージだが、そもそも物理の耐久を上げてもザシアンに勝てるのか疑問すぎるため上から叩けばよくね?という天才理論。
龍舞が刺さった試合もあれば、とぐろをまくの方が良い試合もあり、ぶっちゃけ好みかなと思う。当然のことだが、そもそも相手がジガルデより遅いならとぐろをまくの方が良いと思う。しかし環境には早いポケモンも多いし、ジガルデの素早さを上げることで相手の上から攻撃するか、へびにらみするか、身代わり置くかの主導権を握れるのでそういう動きができるのも自分には合っていたかなと思う。ジガルデで突破は無理だなと判断したらへびにらみで麻痺らせて裏の日食ネクロズマの積みの起点にしたりと、やはり素早さは正義だなと実感できた。
ジガルデを初めて真剣に使ってみたが、特性スワームチェンジのおかげでデフォルトでオボンのみを持っているような状態なので、雑に扱ってもかなりしぶとく行動できることに感激した。
サウザンアローはたとえ相手が浮いていてもダメージを与えられるし攻撃技1つで十分なのはかなり強力だなと感じた。
最後に、ここまで長々と語ったがジガルデの強さは結局へびにらみの麻痺にあると思う。どんな状況、対面でも勝ち筋が失われない悪いポケモン。
ありがとう(ゲス顔)。
おくびょう
B4 C252 S252
技構成
普通のスカーフレヒレです。
日食ネクロズマやジガルデとタイプ相性補完が良く、ミストフィールドによる状態異常の阻止、スカーフトリックによる相手の展開の妨害などあらゆる対戦で活躍してくれた非常に優秀なポケモン(トリック効かないザシアンは滅べ)。
特にスカーフトリックで相手の技を固定し、日食ネクロズマかジガルデのどちらかで積む動きがとんでもなく強かった(一環する技が少ないためどちらかの起点にできる)。
ただし、ミストフィールドとジガルデのへびにらみの愛称は良くないので、プレイングでカバーしてくれ!
シャドーボールはもともとれいとうビームだったが、一度ヌケニンがドヤ顔で出てきてムカついたのでシャドーボールに変更した(それ以来ヌケニンは出てこなかったが)。スカーフシャドボで黒バドレックスにも抗えるのでシャドーボールで良いと思う。
カプ・レヒレは見た目も性能もかなり好きなので今後もお世話になります。
ありがとう!
ブラッキー(ばんのうがさ)
おだやか
H252 C4 D252
黒バドやイベルタル等の特殊アタッカー意識でHDぶっぱ
技構成
悩みに悩んだ末にたどり着いた特防特化ブラッキー。
もともと黒バドレックス対策で採用したが、対黒バド性能はもちろん、下手な特殊アタッカー全般や、物理アタッカーに対してもつぶらなひとみによる先制Aダウンによって裏の日食ネクロズマやジガルデのサポートができる子に成長した。
持ち物は回復実(オボンのみ等)がほしい場面もあったが、黒バドレックス相手では木の実が発動しないため不採用。代わりに雨の影響を受けないばんのうがさを持たせることでカイオーガやガマゲロゲにも弱くはなくなった。
あくびやイカサマを切っているが、ブラッキーの目の前で積み技をする人はほぼいなく、起点にされることは少なかった。万が一起点にされそうになったらやばいなと思いちょうはつを入れているが、まもる等でもいいかもしれない(まもる採用なら回復技はねがいごとの方がいいかも)。
ちなみに、特性はシンクロを採用し相手のあくび展開やどくどくを相手にも移してやろうとか思ってたがあまりその機会はなかった(しかもシンクロは眠りに対応してないということを最終日にうたうラッキーに教わりました、なんでやねん)。精神力でもどっちでも良いと思う。
シーズン後半まであまり選出機会が無くどうしようかと思っていたが、最終日に死ぬほど活躍してくれたのでブラッキーが好きです。
ブラッキーかわいい!ありがとう!
サンダー(いのちのたま)
おくびょう
B4 C252 S252
技構成
ぼうふう・ライジングボルト・ねっぷう・はねやすめ
特に語ることはない、普通のアタッカーサンダー。
なんかサンダーでダイジェットしてれば勝てそうだなー、みたいなときに雑に選出してたが強すぎてビビる。
サンダー選出時は基本的にサンダーでダイマックスをしていたので電気技は火力の出るライジングボルト採用。ぼうふうの命中に悩まされることも少なかった。
ほうでん麻痺ワンチャンみたいなことはしていないのでとても良心的なサンダーですね。うん。
環境トップに君臨し続けるだけの性能はあるなあと改めて実感できた。
ありがとう!
いじっぱり
A252 S252
(ヌケニンってAS以外振るとこ無くない?)
技構成
ポルターガイスト・かげうち・おにび・こらえる
特性ふしぎなまもりによって効果抜群でない技のダメージを受けない。
カイオーガが辛すぎて初めて採用してみたが、扱いが難しいけどハマればニチャれる。
存在しているだけで相手の選出の幅を狭めたり、一定の圧力をかけれるのはとても良いと思ったが、ヌケニンが倒される瞬間、とても切ない気持ちになる。
さらにはシーズン後半になると全カイオーガが岩技を持っていたため活躍の機会が少なかった。きあいのタスキで無理やり1回以上は行動できるので必死に頑張る。
また、ポルターガイストという技が相手の持ち物を判別できるのでそこはかなり優秀だなと思った。
ヌケニン、頑張って生きてくれ。ありがとう!
【選出例】
基本選出。相手に黒バドレックスがいなければ基本OK。
3体の相性補完も良く、レヒレのスカーフトリックから日食ネクロズマかジガルデで積んでいく。相手が初手ダイマしてきそうなときはタイプ相性で受けることもできる。
サイクル展開にも積み展開にもできるかなり柔軟な選出である。
ただし、初手にレヒレを出す場合、特性の発動順などでスカーフバレをすることがあるため若干注意が必要。
対黒バドレックス構築の選出。
ブラッキーは確定で、黒バドと組んでるポケモンがだいたい日食ネクロズマで見れるのでこの2体+@の選出になることが多い。
黒バドに対してブラッキーをクッションにしつつ、日食ネクロズマと+@を通す流れを探す感じ。
ブラッキーが相手の攻撃や特攻を下げる手段を持っているため、対黒バド性能だけでなく裏のポケモンのサポートとしても優秀なので、実は色んな構築に選出していける可能性を秘めているかも。
岩技が飛んで来たらお陀仏。
カイオーガはザシアンと組んでいることが多い多いイメージなためヌケニンと日食ネクロズマを合わせることが多かった。
+@はカイオーガにタイプで有利なサンダーか麻痺バグ狙いのジガルデが多かった。
日食ネクロズマ+ジガルデ+@
迷ったら禁伝2体+@でいいと思う。
日食ネクロズマとジガルデのタイプ相性サイクルや、どちらもHPを回復する術を持っているのでなかなかにしぶとく、どんな構築相手でも突破口を見つけやすいと思う。
+@はなんでも良しなので、「やべえ、だれ選出しよう、、」となったら禁伝2体は連れて行こう。
なんやかんやできる。
【重いポケモン】
火力バカ高いし特防高いし雨降らせるしで日食ネクロズマもジガルデも動きにくすぎる。
ヌケニンでやっつけるか、サンダーで葬るか、ジガルデでなんやかんやするか、カイオーガの型次第でどう攻略するか変わるので安定しない。
遭遇した場合はジガルデでへびにらみをしてどうにかしてた。
いのちのたま型なら麻痺らせた時点で運げスタート。
ラム剣舞型は2回へびにらみをする必要があるが、火力アップアイテム無しのランドロスのA2段階上昇ダイジェットをジガルデは耐えるので、確実に麻痺を入れることはできる。
ちなみに、日食ネクロズマとランドロスが初手で対面した場合、初手ダイアースが飛んでこなければコスモパワーから入ることで日食ネクロズマが割と勝てます。
どうしようもないワケではないが、こちらのポケモンの動かし方間違えると一方的にやられる。
ダイマックスの打ち合いで勝てるポケモンはサンダーしかいないと思うので、うまくダイマックスをいなしたりした後に切り返して倒すことが多かった。
ちなみに、日食ネクロズマがコスモパワーを2回以上積んでいればダイマックス勝負で勝てます。
・ルギア
こちらもどうしようもないワケではないが、日食ネクロズマで突破するのは困難。
一番簡単なのはレヒレでスカーフトリックすることだが、ブラッキーでも見れると思う。
あまり遭遇しなかったので気にならなかった。
まだいるかもですが、あまり気にならなかったです。
【おわりに】
ここまで読んでくださりありがとうございます。
この記事が皆様の参考になり、ポケモンバトル界がより盛り上がってくれること祈っています。
また、この構築を元に更に強力な構築が生まれたりするととても幸せです。
これからもみんなでポケモン楽しみましょう!
【ポケモン剣盾S21】皇帝黒バドレックスwith愉快なトンボルチェン【最終2001-401位】
こんにちは、しばのりと申します。
ポケモン剣盾のランクマッチシーズン21お疲れ様でした。
禁伝1体アリとダイマックス禁止というルールが適応されて初めての環境でしたが、目標であるレート2000を達成したので構築記事を残すことにします。
ぜひ参考にしていただければと思います。
【構築経緯】
環境にザシアンが流行ると思い、ザシアンを上からシバき倒せ、自分がかつてメガゲンガーを愛用していたこともあり、高速特殊ゴーストアタッカーとして共通点がある黒バドレックスを軸にした。
次に黒バドレックスが異常なまでに悪タイプを呼ぶので悪に強い水ウーラオスの採用。(途中まで悪ウーラオスを使っていたが、読まれまくったことと、相手の悪ウーラオスが辛かったので水に変更した。)
次に水ウーラオスと相性補完に優れ、特性の威嚇や地面電気無効、ステロ巻きや蜻蛉返りの対面操作など、あまりにも優秀すぎる性能を持ったランドロスを採用し、この3体をメインに動かすこととした。
次に黒バドレックスが完全に不利をとる禁伝のイベルタル用にカプ・コケコを採用。
ここまででゼルネアスにジオコントロールを積まれたら終了するため、気合い玉を等倍で受けることができ、先制技のバレットパンチの火力が桁違いなハッサムの採用。
最後に黒バドレックスミラーやこちらの黒バドレックスがメタモンにコピられた時のためのポリゴン2を採用し、構築完成となる。
【型紹介】
黒バドレックス(こだわりメガネ)
おくびょうCS252 余りB
技構成
アストラルビット・サイコキネシス・かふんだんご・トリック
本構築の軸であり核であり最強のエース。
特性によって相手を倒すと特攻が1段階上がり突破力が上昇するが、今回はサイクル戦の中で相手に大きなダメージを与えることを考えていたので、初撃から火力の出せるこだわりメガネで使用した。
メガネアストラルビットの火力は凄まじく、生半可な悪タイプでは受からない。しかし、バドレックス意識の高耐久悪タイプが環境に多かったため交換読みでかふんだんごを押すことが多かった。かふんだんごが抜群で入る悪タイプにはダメージレースでかなり有利になる事が多く、かふんだんごを入れて正解だった。ちなみに、ドレインキッスは火力低すぎてお話にならない。(ムーンフォースとは言わないからマジカルシャインくれ。)
サイコキネシスはHBポリ2が受け出し不可能な最強火力してるので採用。HDポリ2には受けられてしまうが、ワンチャン特防ダウン引ければ押し勝てるのでサイコキネシスで良かったと思う。
受けループにはトリックしたりもできるので、サイコショックの必要はないと感じた。
この黒バドレックスを通す上では有利対面こそかふんだんごを強気に押すことを意識した。
相手の黒バドレックス受けを受けが成立しないほどダメージ入れてしまえば勝ちとなることが多かったので、いかに勇気を出して交換読みをしていくかが勝利のカギであると思う。
ようきAS252 余りD
技構成
すいりゅうれんだ・インファイト・どくづき・とんぼ返り
黒バドレックスが苦手とする悪タイプを滅ぼす戦士。水格闘という優秀な技範囲と、こだわりスカーフによる制圧力やとんぼ返りによる対面操作が強力だった。
環境に悪ウーラオスが多く、悪ウーラオスに強いことと相手がこちらのウーラオスを悪だと思い込んで意表をつけたことなど、今シーズンは更に強く感じた。ウーラオスは悪も水も強いため、選出段階でどちらかわからないのはズルいなと思う。
どくづきは1度だけカプ・ブルルに刺さったが、それ以外では使わなかったので変えてもいいかも。
ランドロス(オボンのみ)
わんぱくHB252 余りA
技構成
じしん・がんせきふうじ・とんぼ返り・ステルスロック
多くは語ることのない普通のHBランドロス。特性の威嚇、地面電気無効、ステロ巻き、とんぼ返りによる対面操作などなどなんでもできる優秀ポケモン。
どんな構築にも入っていけると思うので、今シーズンの最終的な使用率ランキング堂々の1位。途中までなぜかゴリランダーに1位の座を抜かれていた。謎である。
環境に多いザシアンに強いのも良きだった。
持ち物はサイクルを回す上でランドロスが生きててほしい場面が多かったので擬似的にHPが多くなるオボンのみで使用。
相手に削りを入れることを優先するならゴツゴツメットもアリだと思う。
カプ・コケコ(ウイのみ)
おくびょうH252 D244 S12(最速イベルタル抜き)
技構成
黒バドレックスが圧倒的に不利をとるイベルタル専用に育成した自慢のカプ・コケコ。
イベルタルの物理技はイカサマやうっぷんばらし、ふいうちとカプ・コケコに対しては火力が低いため、特防に厚くした。
イベルタル対面でボルトチェンジやとんぼ返りを駆使し、サイクルに圧をかけていく。
持ち物は1/3回復実を採用し、イベルタルに対してはかなり多く後投げできる。カプ・コケコが削られきる頃にはこちらが相手を削りきってることが多く、このカプ・コケコを採用してからイベルタルパーティへの勝率は100%である。
環境中盤以降で増えたバルジーナにもタイプ上強いが、どくどくや叩き落とすなどが辛く、イベルタルよりもバルジーナの方強く感じるほどだった。一応羽休めを打たせないためにちょうはつ入れたが、どうせ交換されるのであまり刺さらなかったからくさむすびでもいいかも。
ハッサム(突撃チョッキ)
いじっぱりHA252 余りD
技構成
ゼルネアス用に採用した鋼枠。特攻特化ゼルネアスのC2段階上昇気合い玉を耐えるため突撃チョッキを持たせた。こだわりハチマキと迷ったが、どうせゼルネアスをワンパンできないので相手の攻撃を耐える必要があった。
とにかくバレットパンチの火力が凄まじく、とんぼ返りによる対面操作も可能なのでゼルネアスパーティだけでなく柔軟に選出していけるのも良かった。
ゴリランダー入りの構築もかなりあり、ゴリランダーにタイプ相性上有利なのも今環境では追い風になったと思う。
なまいきH244 B12 D252
技構成
黒バドレックスミラーやこちらの黒バドレックスがメタモンにコピられた時のためのHDポリゴン2。ゴーストの一貫を切りたかったのでノーマルタイプの高耐久ポケモンを探していたが、結局ポリゴン2しか見つからなかった。
最強ポケモンなので腐ることは無かったが、もし変更するならこのポケモンだと思う。
とりあえず雑に使っても強かったので感謝です。
技構成諸説あり。
【選出例】
ランドロス+ウーラオス+黒バドレックス
基本選出。黒バドレックスがメタられていることが多いため初手はランドロスやウーラオスで様子をみてとんぼ返りで相手を削りつつ黒バドレックスを着地させると安全に圧をかけていける。少しでも悪、ゴースト技が飛んできそうならなるべく引くことをオススメする。
コケコ+ランドロス+黒バドレックス
対イベルタルパーティの選出。コケコランドでサイクル回して黒バドで圧をかけていく。隙を見つけてステロまくと良き。
ハッサム+黒バドレックス+@
対ゼルネアスパーティの選出。初手ゼルネアスのパターンもあるので初手からハッサムや黒バドレックスでよいと思う。+@はランドロスかウーラオスが多かった。
黒バドレックス+ポリゴン2+@
黒バドレックスミラーやメタモン入りへの選出。
なるべく黒バドレックス対決はせずにポリゴン2交代を心掛けた。
【重いポケモン】
ムリ。メガネの超火力で悪タイプだろうと削りきるのがこの構築のコンセプトだが、バルジーナは高い耐久力に加えて回復技もあり、イカサマやはたきおとすで黒バドはワンパンされてしまうため辛すぎた。【悪・飛行】や【悪・炎】にはかふんだんごが抜群ではないので、ランドロスのステルスロックを絡めてダメージを与えていくが、今シーズンの全バルジーナが厚底ブーツをはいていたためステロダメージが入らなかった。なので、トリックでブーツを取り上げ、ステロをまいてサイクルを回すというクソ遠回りなやり方しかまともに勝てなかった。ちなみに、メガネアストラルビットでHDバルジーナが高乱数3発なので、バルジーナ側も回復しないと2回目の受けに不安が残る。なのでアストラルビットのPPが20くらいあれば勝てる。
こちらのポケモンがスカーフカイオーガに潮吹き打たれてるだけで半壊する。遭遇したらスカーフウーラオスで上から叩くか、カイオーガHPを少し削れば火力アップアイテムを持っていない雨下の根源の波動ならHDポリ2が受かるので、がんばる。
今シーズンは数が少なく感じたので助かったが、当たったらキツかった。
・不意に悪、ゴースト技を打ってくるやつ
やめてくれ、その技は俺に効く。
例:レシラム/カプ・レヒレ/白キュレム/ムゲンダイナ/ロトム/ランドロス/ヒードラン
こいつらから悪、ゴースト技が不意に飛んできたことがありました。
【おわりに】
禁伝アリ、ダイマ無しルール発表されたときはどうなるかと思いましたが、ちゃんと環境も回ってたし今ではかなりいいルールなのでは?と思っています。今後もがんばります!ここまで長いこと読んでくださってありがとうございました!
では~
【ポケモン剣盾S18】なよ竹のかぐや無双隙あらばゴスロリキャッチ【最終1911-474位】
どうも、しばのりと申します。
サンダーが環境トップに躍り出てから全く勝てなくなってしまいました。
今回も目標であるレート2000は達成出来ませんでしたが、久しぶりに最終順位3桁で終われたこと、そして自分好みの構築で戦えたので記事として残す事にします。
【構築経緯】
サンダーが現れてから勝てなくなったということでサンダーに圧倒的に強いポケモンを探した。その結果、ドサイドンにたどり着いた(遅すぎる)。
次にドサイドンを粉々にしてくる水ウーラオスやウオノラゴンに強いカプ・レヒレの採用。
上2体に一貫している草を1/4に抑え、エースとなれるメテオビームテッカグヤを採用し、中心の3体とした。
その後、テッカグヤをエースとした場合エースバーンがどうしても辛くなるため見た感じ強そうなカイリューの採用、対受けループとしてパワーでねじ伏せることが可能なハチマキ悪ウーラオスの採用に至る。
ラスト1体は電気タイプが欲しかったこと、受けループにもうすこし出していけるポケモンが良かったことからボルトチェンジとトリックが使えるスカーフヒートロトムを使用していたがシーズン終了まで残り5日くらいでポリゴン2への憎しみがMAXになり、ポリゴン2絶対許さないマンとしてゴチルゼルを採用し、完成となる。
↑構築するときに参考にさせていただいた記事です。
【コンセプト】
・起点を作りテッカグヤで全抜き
・ポリ2愛好家をゴチルゼルでハメる
・なるべく運要素を減らす
【個別紹介】
ドサイドン(突撃チョッキ)
いじっぱり
196-252-0-x-0-60
S無振りカバルドン抜きあまりH
特性:ハードロック
技:ロックブラスト じしん 冷凍パンチ つのドリル
サンダーのストレスから解放してくれた逞しい子。
珠サンダーのダイジェットに後出しから切り返したい為持ち物は突撃チョッキとした。
基本的にサンダーの全ての攻撃を半減以下で抑えることができ(鋼の翼があっても物理耐久高いので問題なし)、サンダー対ドサイドンの対面を作ってしまえば一方的に圧をかけれるのが非常に強かった。
地面タイプであるため電気技による麻痺が無いこと、ロックブラストが非接触なため静電気による麻痺が無いことが素晴らしすぎて泣く。
技構成はつのドリルの枠が炎のパンチや雷パンチに変わったこともあるがつのドリルでいいと思う。冷凍パンチはランドロスやガブリアス、カイリューへの必須打点。
※新たな発見として、ロックブラストとつのドリルの命中率は一緒です。
カプ・レヒレ(こうこうのしっぽ)
ずぶとい
252-x-196-4-52-4
HBエースバーンのダストシュート耐え
HD球サンダーの10万ボルト高乱数耐え
Sこうこうのしっぽミラーで上を取れたらアドなので4振り。
C余り
特性:ミストフィールド
技:トリック ちょうはつ ムーンフォース 自然の怒り
こちらの構築は鈍足が多いため、こうこうのしっぽを押し付けて裏のポケモンが上から行動できる状況を作ることがこの子の仕事。
コンセプトであるこうこうのしっぽトリックからの自然の怒りで削ることにより裏のテッカグヤの起点を作る動きがシンプルに強かった。
今シーズンはしっぽトリック型がそんなに多くなかった気がするため、明らかに読まれたプレイングも少なく動きやすかったと思う。
ミストフィールドを展開出来るためバグを減らせるのも良き。
剣盾最強のカプとしてその名に恥じない活躍をしてくれた。ありがとう。
テッカグヤ(パワフルハーブ)
ひかえめ
4-x-92-164-4-244
S準速‐1(ダイジェット1回で最速100属抜き)
余りC
特性:ビーストブースト
技:メテオビーム てっていこうせん エアスラッシュ かえんほうしゃ
剣盾デビューを華麗に決め、ウェイウェイダイジェットアタッカーになった子。
上記のレヒレによる起点作りから、メテオビームとビーストブーストにより特攻を上げたり、ダイジェットで素早さを上げていくことで全抜きエースとなりうる。技範囲も非常に優秀でタイプ的にミミッキュにも強いことから止まりにくいのもグッド。
残念ポイントとしては素早さが遅いため最速にしてもダイジェット1回で最速エースバーンを抜けない。
なので今回はひかえめで素早さを若干切り、耐久に回すことで体力満タンなら高確率でエースバーンを突破可能な調整としてある。
サンダーとエースバーンというタイプ相性不利なポケモンが環境上位にいるので動かしづらいと思ったが、意外と勝てた。恐ろしい子である。
カイリュー(弱点保険)
いじっぱり
244-4-108-x-76-76
S1段階上昇で最速ウーラオス抜き
HBDダウンロード対策
余りA
特性:マルチスケイル
テッカグヤがキツそうなサンダーやエースバーンが両採用されてる場合や、ドサイドンに打点のある電気タイプ(カプコケコや霊獣ボルトロス、ライコウ、水ロトムなど)がいる場合に選出多めだった。それ以外にも雑に出していけたのでさすが600族といった感じ。
努力値配分はなるべく耐久に回したかったので最低限の素早さ、ポリ2の特攻をあげさせないことで裏のゴチルゼルで安全に起点にするためにダウンロード調整した。
特性のマルスケのおかげでタイマン性能が強いことやダイマ枯らしなどなど器用に動けるのが凄く魅力的だった。(カプコケコのダイフェアリーを羽休めで受けきった時は笑ったw)
ただし、ダブルウィングを外しすぎたせいで負けることも多く、成績が伸び悩んだ原因をこの子のせいにしている。
悪ウーラオス(こだわりハチマキ)
ようき
0-252-0-x-4-252
ASぶっぱ余りD
特性:ふかしのこぶし
技:あんこくきょうだ インファイト とんぼ返り ふいうち
憎き受けループを破壊する破壊神。
有利対面を作りあんこくきょうだを連打すれば勝てる簡単なお仕事。
力こそパワーを体現するマッチョ。
受けループ用に入れているため選出率は高くないが出した試合はほぼ勝てた。
相手が受けループじゃない時にどうしても選出した場合を考慮しふいうちを採用しているが、別の技に変えた方がいいかもしれない。
ゴチルゼル(カゴのみ)
おだやか
252-x-0-0-252-4
HDぶっぱ余りS
特性:かげふみ
技:コスモパワー わるだくみ ねむる アシストパワー
対戦相手のパーティにゴチルゼルがいると頭がゴチルゼルでいっぱいになり、心臓がドキドキしてゴチルゼルが出てくるのか出てこないのか気になりすぎて夜も眠れなくなる。人はこれを恋と呼ぶ。
特性のかげふみで相手を交換できなくするため、有利対面でガン積みして3タテを狙う。
今シーズンはあくタイプがいないパーティも多く、ゴチルゼルを通せる場面も多かった。
レヒレのしっぽトリックから繋げたり、カイリューやテッカグヤを止めようとしてくる耐久ポケモンに対して有利なことが多く、このパーティとの相性も良かったと思う。
【選出】
レヒレでしっぽトリックからの自然の怒りで削り、テッカグヤで無双。テッカグヤで決めきる場合もあるし、突破されてもドサイドンやカイリューで残りを処理する動きはとても強かった。1番多く選出した並び。
カイリューやゴチルゼルのどちらかで圧をかけ、相手にダイマを切らせてからレヒレのしっぽトリックをし、後発ダイマで切り返していく動きが多かった。
カイリューもゴチルゼルも回復技があるため、TODも視野に入れながら動くと良き。
対受けループの選出。
初手ハチマキウーラオスで有利対面なら多くの場合1体倒せる。不利対面ならとんぼ返りから裏に繋ぐ。ハチマキウーラオスのパワーは凄まじく、受けループとの対戦ではほぼ負けなかった。ゴチルゼルやカプレヒレも受けに弱く無く、更に困った時はドサイドンの角がドリルしていた。
【重いポケモン】
・水や草技持ちの電気タイプ(特に水ロトムに3タテされた事が2回、、)
現環境の電気タイプはサンダーしか考慮していないため、レヒレカグヤドサイ全てに打点がある電気タイプが来るとしんどい。カイリューやハチマキウーラオスを無理やり出して倒すしかない。
基本的にドサイドンでしか処理ができない。
サイクルの中で体力を削りまくり、テッカグヤを展開できていればテッカグヤでも倒せるか、、?
1歩処理をミスると余裕で3タテされる。ビーストブーストされる前にテッカグヤかドサイドンで処理しないといけない。くさむすび持ちは更にキツイ。
ミラー対決。重いという程でもないが、先に展開しないと負ける。
【おわりに】
今まで命中不安の技に泣いてきたので今回のパーティは命中90以上の技しか採用していない(つのドリル除く)。しかしながら私のトレーナーとしての力不足か、シーズンラスト3日間はダブルウィングとロックブラストの命中率が30%にまで落ちてしまった(ガチ)。当てれば勝ちという場面で見事に外して負けることが多すぎたため、正直なところ今回の結果は下振れたと思っている。もっと上位を目指せるパーティに仕上がったと思っているので、ぜひこの記事を読んでいる方は私のパーティをより良いものに昇華していただきたい。雪辱を晴らしてくれ。
最後まで読んでいただきありがとうございました。では!