【ポケモンSVS5】神と器と御札【最終189位-2035】
どうもしばのりと申します。
ポケモンSVランクマシーズン5で使用した構築について構築記事とさせて頂きます。
【構築コンセプト】
サイクルの中でエース(ハバタクカミ)の一貫を作る
【構築経緯】
パラドックス環境から準伝説ポケモン4体追加となった今シーズン。
準伝説ポケモン全てに悪タイプがあるため今シーズンもフェアリータイプ最強のハバタクカミが強いのではと思い、シーズン4でハバタクカミを軸とした構築を使っていたのでその構築のアレンジからスタートした。
(シーズン4の構築記事はこちら【ポケモンSVS4】ミトムハッサム神サイクルwithガブリアス【最終272位-2043】 - Shiba_Nori_0のブログ (hatenablog.com))
こだわりメガネハバタクカミを通すためのサイクル構築となるのだが、新たに追加された準伝説の中でハバタクカミにとって一番脅威になるのは素早さが同速でふいうち等の強力な先制技を覚えるパオジアンだと思い、後投げからでも五分の勝負ができるゴツメハッサムを採用。
ハッサムとタイプ相性補完に優れ、環境に多すぎるカイリューに雑に後投げができるオボンのみ水ロトムは続投。
ハバタクカミのムーンフォースが通らない相手をなぎ倒せるポケモンとしてスカーフガブリアスを採用していたが、サーフゴーカイリューやチオンジェンドクガなどの相性補完に優れた並びで苦戦することが多く、更にパラドックスポケモン達がブーストエナジーで素早さが上がることが多く、こだわりスカーフで素早さを上げたポケモンよりも耐久を確保した地面タイプが欲しかったため、ディンルーを採用した。
また、やはりハバタクカミもこだわりアイテムを所持しているため上記のサーフゴーカイリューやチオンジェンドクガの並びを崩すのがなかなか大変なのでそこら辺のサイクルを崩せそうなテツノドクガは続投。
最後に受け対策と並びの圧力的に最適なチオンジェンを採用し構築が完成となる。
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【型紹介】
ハバタクカミ(フェアリーテラスタル)
こだわりメガネ
特性こだいかっせい
性格おくびょう
H196 C60 S252
H-D臆病ハバタクカミのメガネフェアリーテラスタルムーンフォース確定耐え
技構成
ムーンフォース・シャドーボール・サイコショック・ほろびのうた
今シーズンも最強だった。
準伝説ポケモン達が悪の化身だったためムーンフォースの通りが良すぎた。
今シーズンのハバタクカミを受けてくるポケモンはジバコイル等の特殊耐久に厚い鋼ではなくテツノドクガが多い印象だったためサイコショックを採用した。
ほろびのうたに関しては活躍の場面は少なかったが、他に採用したい技が無いのとどんなヤバい状況も解決してくれる可能性があるので継続した。
今シーズンも最高に可愛い。
特性テクニシャン
性格わんぱく
H252 A100 B156
H-Bいじっぱりパオジアンのかみくだく等2耐え
A 余り(ゴツメダメ込みでとんぼがえりで耐久無振りパオジアン倒せる)
技構成
物理受け兼サイクル回せるゴツメ持ちハッサム。
主にパオジアンを意識して初手に投げたり、受け出したりした。
バレットパンチという先制技があるおかげで火力アップアイテム持ちのパオジアンに対しても相打ちくらいにはもっていけるのがとても強かった。
氷技半減なのでつららおとしを打たれにくいのも良い。
また、つばめがえしを採用したことにより格闘タイプにも打点を持てたのが強かった。
初手に来やすいコノヨザルやテツノブジン、一時期数を増やしたエルレイドにも簡単に勝てるのが最高だった。
悪技のどろぼうを採用してもサーフゴーには勝てないのでこの技構成で正解だったと思う。
テラスタイプはいざという時に炎技を半減にできる水にしたがなんでもいい。
オボンのみ
特性ふゆう
性格ずぶとい
H252 B180 D76
B 実数値11n
D余り
技構成
今シーズンも続投のクッション水ロトム。
テラスタルは鋼にすることで地面無効の鋼タイプとなる。
ハッサムとタイプ相性の補完が良く、現環境ではカイリューに後投げがしやすいのは素晴らしい。
もちろんカイリューだけでなくある程度の物理アタッカーに対してクッションの役割を果たしてくれるのでとても信頼が厚いが、技の命中不安だけが本当に不安。
でも好き。
ディンルー(フェアリーテラスタル)
バンジのみ
特性わざわいのうつわ
性格わんぱく
H196 B204 D108
H 16n-1
H-B 嘴カイリューのA+1飛行テラバースト2回で木の実発動くらい
D 余り
技構成
じしん・カタストロフィ・ステルスロック・ふきとばし
今シーズンより解禁のパルデアの準伝説の1体。
ありえないくらいの耐久力を誇っているので物理アタッカーに対する後投げが余裕をもってできる。もちろん特防も低くない。
ハバタクカミの相棒としてタイプ的にも悪くなく、素晴らしいクッション性能を発揮してくれた。
以前よりステルスロックを撒ける最適なクッションポケモンがほしいと思っていたのだが、コイツは最適解かもしれない。
持ち物はオボンのみを水ロトムに持たせているので混乱実を持たせたが、他の候補としては隠密マントとかもアリだと思う。
テラスタイプは弱点を変えれるフェアリーにした。
テツノドクガ(ゴーストテラスタル)
特性クォークチャージ
性格おくびょう
H76 C180 S252
H-D臆病ハバタクカミのメガネシャドーボール2耐え
技構成
技の打ち分けができる第2の高火力エース。
ほのおのまいの特攻アップやアシッドボムの特防ダウンでダメージを伸ばせるのが素晴らしい。
主に相手のドクガチオンジェンの並びやサーフゴー入りに選出することが多く、ドクガへの打点を確保するためにサイコキネシスを入れた。
ただ、環境に隠密マント持ちも多かったのでそのあたりを崩せる型にするとより強力だと思う。要考察枠である。
テラスタイプの方はエナジーボールを切ったことと、チオンジェンとタイプが被るので草テラスでなくてもいいなと思い色々試したが、最終的にはバトル終盤にカイリューの神速で倒されるのがかなりストレスだったのでゴーストテラスタルにした。他候補は水テラスとかかなと思う。
チオンジェン(水テラスタル)
たべのこし
特性わざわいのおふだ
性格ずぶとい
H132 B236 C4 D124 S12
H 16n+1
B 11n
S 無振りチオンジェン抜き抜きを意識
他余り
技構成
バークアウト・カタストロフィ・やどりぎのたね・みがわり
ディンルーと並ぶパルデア準伝説の1体
受け構築への対策として採用したが、構築のポケモンとのタイプ相性補完に優れているためどんな構築とも割と戦えるポケモンだった。
役割対象の受け構築に対してはみがわりを採用したことでチオンジェンをじわれで突破してこようとする不届き者なヘイラッシャなどはカモである。
テラスタイプは構築のタイプ相性補完や弱点を大きく減らせる点で水にした。
相手をするのが一番面倒なモロバレルに対しては、水テラスタルとバークアウトの特攻ダウンによってみがわりが残るようになるので割と有利に戦うことができる。
命中不安さえなければな、、、
【重いポケモン】
イーユイ
火力高すぎてタイプ相性無視してくる。リアルにタイプ相性をご存じでない。
【おわりに】
準伝説ポケモンは火力オバケと耐久オバケの4体。パラドックスとは全く違った性能を持っているが、あまりにも理不尽すぎるポケモンもいないと思うので個人的にはすごくいい環境だと思う。今後の環境の変化と新たな型の開拓が楽しみ。
余談だが、チオンジェンのようなスリップダメージメインで戦うポケモンを普段はあまり採用しないので気づかなかったが、このようなポケモンは基本的に上振れは少なく下振れが多い(技外しや被弾の多さによる急所や追加効果)のが悩みどころだと感じた。受けループは自分には向いてないなとなんとなく思った。